子どもはママのダメなところが知りたいらしい。
子どもと一緒に布団に入る時、話をせがまれるのですが。
その内容が
「ママがおしっこお漏らししたときの話をして!」
「ママが転んだ時の話をして!」
など失敗談ばかりを聞いてきます。
それで私は、
「幼稚園のころお漏らしをしてパンツを借りて帰ったんだよ」
とか
「習いごとに自転車に乗っていく途中に転んでけがをしたよ」
とか、そんな風に答えています。
それを満足げに聞いていた息子は、また、「同じ話をして!」とせがむのです。
しかし、なぜ失敗談ばかり聞きたがるのか不思議です。
はっきりいって、どんくさくてマイペースだった私は子どもの頃の成功談なんてなく、話せることはどのみち失敗談ばかりなのですが。
いつも偉そうに注意ばかりしているママだけれど、ダメなところもいっぱいあるんだな、とわかって安心するのかな。
振り返ってみれば、私自身も自分のお母さんが天然かますところやドジした時に
あわあわしている瞬間を見てなぜだか楽しかったような。
完璧なママじゃなくていい。
子どもって、意外とダメなママも大好きなんだよって話。