学歴に対して劣等感をもつ母親が伝えたいこと「学歴は大事」
今日は私の学歴について触れたいと思います。
中学生から就職まで
中学校の成績に合わせてすすめられた、公立高校の普通科に進学したものの1年で高校を留年し、中退しました。
理由は、学校に行く意味を見出せなかったことと、早く社会に出たかったこと。
当時は学校へ行くより同人活動やコスプレの方が楽しかった。
高校を辞めてからは、アルバイト先を探すも当時16歳の高校中退者を雇うところはなく。しばらくニートの引きこもりとなる。
17歳を過ぎて飲食店や書店などでアルバイトを続けながら正社員になる道を模索。
8年ほどフリーターを続けて大検(高等学校卒業程度認定試験)をとり、中途採用で正社員になることができた。
学歴は大事なのか?
そんな私にとって
大事なのは学歴じゃない、学校にいくより大事なことがある。学歴が全てじゃない。
と強がってみるものの、実際はそうではない。
そんなの自分の選択を無理やり肯定しているに過ぎない。
やっぱりまだまだ学歴社会なのだ。
中小企業でも、正社員採用の最低条件は高卒であることが多いし、大企業なら大卒からの新卒採用しか未経験の門戸は開いていないことが多い。
フリーターとしてアルバイトするのでさえ、高卒は最低条件だったりする。
学歴によって人としての価値は変わらないとは思うが、現実は学歴によって社会的評価は変わる。
会社に入らずフリーランスとして、ブロガーやライターなどで活躍している人でも、高学歴な人が多いのが現実。
むしろ企業名のバックグラウンドがないフリーランスだからこそ、信用を得るためには学歴や資格、経歴などの肩書が大事である。
親として伝えたいこと
今、一人の子どもを育てる母親として伝えたいのは、結局、学歴は重要であるということ。学歴があればしなくてもいい苦労を、学歴がないとしなければいけなくなるのだ。
学ぶことの大切さ
それともう一つは大事なことは、肩書としての学歴ではなく、学ぶことそのもの。
学ぶことは楽しいことで、知的好奇心を満たしより知識を深められる。
高校までは価値を見出せなかった学校の勉強が、大学であればもっと深いことを学べたのでは?専門学校ではどうだったのか?
大学ではより自分の興味のあること、専門的なことを学べるのか?
有意義で積極的な学びの場であるのか?
実際行っていない私にはわからない。
サークル活動、ゼミ、留学、論文、インターンシップ、就活、・・・そういった響きに憧れを感じながら。
知的好奇心があり学ぶことは好き。今は学ぶ場や機会がなく、学ぶことに飢えている。
学ぶことは大事だ。
学歴のエスカレーターから脱落した私だからこそ、実感している。
最後にもう一度言う、学歴は大事だ。