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【子育て】入園・入学前後の子どもにかけたい言葉~幼稚園・小学校へ向けて心の準備~

4月になり、まもなく新学期ですね。今春から入園・入学を控えている方もいらっしゃると思います。きっと、初めてのことでお子さんはドキドキしていることでしょう。これから始まる園生活、学校生活に向けてどんな準備をしていますか? 

今回は、幼稚園・小学校へいくお子さんをお持ちの方に、入園・入学前後の子どもにかけたい言葉について書かせていただきます。

 

入園・入学前後の子どもにかけたい言葉~幼稚園・小学校へ向けて心の準備~ 

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入園・入学前の子どもにかけたい言葉

否定的は声がけはマイナスイメージ

入園・入学前の子どもにとって、ご家族のかたからの声がけは重要です。そろそろいろんなことを自分でできるようになって欲しい。入園・入学したら一人でやらなければいけない。こんな焦りから、私自身もついこんな声掛けをしてしまいそうになるのですが…。

 「幼稚園に入ったら自分でお着替えしないといけないよ!」

 「もう小学生なんだから勉強しなさい!」

 「小学生になるのにまだママと寝るの?」

このように、叱るときに入園・入学を絡めてしまうと、幼稚園・小学校に行くこと=嫌なことというマイナスイメージがついてしまいます。では、どんな言葉をかけるのがいいでしょうか?

肯定的な声がけでプラスのイメージを

 「自分でお着替えしたら幼稚園でもヒーローだね!」

 「小学校に行ったら、もっと広いグラウンドで遊べるね!」

 「一人で寝るの?さすが小学生だね!」

など、子どもが嬉しくなる声がけで幼稚園・小学校に行くこと=良いことというプラスのイメージをつけちゃいましょう!難しく考えずシンプルに、「楽しみだね!」を連発する“楽しみだね大作戦”でもいいです。

実際に入園した子どもはどうだったか

ではここで、昨年、入園した私の息子のエピソードを例に、させていただきます。

途中から幼稚園に行くのを嫌がった

昨年、年少で幼稚園に入った息子。上記の“楽しみだね大作戦”がうまくいったのか、通い初めは比較的スムーズに幼稚園に行けました。(プレに通っていたことも大きいと思います。)しかし、途中からバスに乗るのを嫌がるようになり、登園に手間取るようになりました。なぜ、嫌がるようになったのか。その理由は、先生の話で判明しました。

子どもが幼稚園へ行くのを嫌がった理由

先生とのやり取りの中で、知ったこんな出来事。それは、朝のおしたく(タオルを出したり、鞄をかけたり、など幼稚園につくとやること)のやり方がわからなくなり、悔しさや悲しさから泣いてしまったこと。それをきっかけに、朝のおしたくへの不安が生まれてしまったようです。

入園・入学後の子どもにかけたい言葉

不安な気持ちはそのまま受け止める

大人でも、初めてのことは緊張するし、不安になるもの。感情の繊細なお子様ならなおさら、色々な心配ごとが頭をよぎるでしょう。それを「大丈夫だよ、心配しないで!」と励ますのも一つですが、「そうだね、それは心配だね。」とそのまま不安な気持ちを受け止めてみましょう。わかってくれる人がいることで少し、安心できるかもしれません。

失敗してもいい、できなくて当たり前

子どもを思う親心から、子どもだけでなく親自身も「うまく出来なかったらどうしよう?ちゃんとできるかしら?」と心配していませんか?子どもは、その心配を敏感に感じ取ります。親の心配が、子どもにとって「うまくやらなきゃ!ちゃんとやらなきゃ!」というプレッシャーになっているかもしれません。実際に私の息子も、そんなプレッシャーを感じていたのだと思います。

「うまくできるといいね。」ではなく、

「失敗してもいいんだよ、最初はできなくて当たり前だよ」と声をかけてみてください。

どうしたらいいか一緒に考える

さて、うまくできるか不安…失敗してしまった‥何かのきっかけで、幼稚園に行くのを嫌がってしまった…さて、こんな時はどうすればいいでしょう。

「何で行きたくないの⁈」と強く問い詰めてしまうと、うまく話せない子も多いです。

「何かあったの?」など優しい問いかけで、聞き出してみてください。

「今日は幼稚園・小学校でどんなことしたの?」など、普段から会話をするのも大切です。もし理由がわかれば、一緒にどうすればいいか考えてみましょう。

「家で練習してみようか?」

「わからなかったら先生に聞いてみる?」など、なにか解決策が出てくるかもしれません。また、子ども自身に「どうすればいいかなあ?」「何が問題だと思う?」などの声がけもいいでしょう。この問いかけは、子ども自身が答えを導きだす手助けとなります。

新しい環境に入ると起こりやすい変化

赤ちゃん返りのように甘える

周りの環境が変わると、反動で赤ちゃん返りのような行動が目立つことがあります。家に帰るといつも以上に甘える。今まで出来たこともやらなくなってしまった。などの話は、身近なママ友からもよく聞きます。

息子も、「着替えさせて!ご飯食べさせて!服脱がせて!」など、だいぶ甘えっこになりました。(今でも、離れて過ごした後などは特にそうです。)困ってしまいますね。そんなときはどうすればいいのでしょう?

家では思い切り甘えさせる

慣れない環境の中でたくさんの刺激に合い、子どもは疲れています。新しい環境に慣れようと、子どもながらに頑張っています。だから、家に帰るとホッとしてつい甘えたくなってしまいます。そんな時は、できるだけたくさん抱きしめて、答えて、甘えさせてください。「頑張ったね」「大好きだよ」など、頑張りを認めたり、愛されている安心感を高める声がけもいいですね。

そんなことをしたら、余計甘えて自分でやらなくなるんじゃないの?と思われるかもしれません。ですが、実はその逆で、「甘えたら答えてくれる」という安心感が土台になって、より頑張れる力になるんです。

最後に

初めての場所に飛び込んでいく子どもに、それを応援する親心。あなたなら、どんな言葉をかけたいですか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

朝のおしたくが苦手だった息子も、すぐにトラウマを克服して楽しい園生活を送りました。先生の話では、今では幼稚園につくなり猛スピードで終わらせて、園庭へ飛び出していくようになったそうです。もうすぐ年中、今度はどんなことが待ち受けているのでしょう…。

以上、巻町アカネでした。