映画『ボヘミアン・ラプソディ』を予備知識なしで見てきた私が考えたヒットの理由
こんにちは、巻町アカネです。
話題の大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』はご覧になりましたか?このお正月、結婚して以来ずっと映画を見ていなかった私が久しぶりに見たもの、それが『ボヘミアン・ラプソディ』でした。
そこで今回は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を予備知識なしで見てきた私が考えたヒットの理由
について書かせていただきます。
- Queenに対するイメージ
- 映画を見たきっかけ
- 映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきた!
- 簡単なあらすじ
- 勝手ながら、ヒットした理由を考察
- 波及効果
- これから見ようと思っている方へ
- 2019年1月以降 名古屋・愛知周辺で『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上演がみられる施設
最初、私のQueenに関する薄い知識はこんな程度でした。
Queenに対するイメージ
- 昔ヒットした外国のバンド
- 楽曲はよくドラマやCMで流れていた
- 派手にデフォルメされているものまね
非常に失礼で申し訳ありません!しかし、ほんとにこの程度の知識しかありませんでした。 その私が映画を見たきっかけはこんなことでした。
映画を見たきっかけ
普段動画はあまり見ない母が、YouTubeでQueenの動画をながら映画でかかっていた曲だと話していて気になったため。また、後日友人と会う約束をしており映画でも見ようかという話になったから。という些細なきっかけです。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきた!
日にち:1月2日(金)
前日はファーストディ、翌日は木曜レディースディと、割引日に挟まれた日。
映画館:名古屋ミッドランドスクエア シネマ2
■友人が用意した『映画御鑑賞券』を利用しました。年末年始は混雑のため『株主ご優待券』は使えないとの記載がありましたが、こちらの券は使えました。(参考になれば)
■劇場は音響設備の良い『ドルビーアトモス』で見ました。
ドルビーアトモスとはドルビーラボラトリーズが開発したサラウンド記録再生方式である。従来の制作時にミキシングを行う方式ではなく、ミキシング前の三次元位置情報が含まれたマルチトラックを再生側でミックスして出力する方式である。出典:ウィキペディア
会場の様子と客層
さすがは人気作。正月ということもあってか席は混んでいました。ネットでの席予約をせず上映1時間半前に行きましたが、ほとんど席が埋まっていたためしかたなく前方の端の席に。
時間になって行ってみると、すでに大勢の方が待っていました。年齢層は、ちょうど主なファン層である50代くらいの方が多く、男性のおひとり様もちらほら見えました。若い方は少なかったです。
簡単なあらすじ
構成を序盤、中盤、終盤とざっくり3つに分けて説明します。
Queen結成から大ヒットへと駆け上がるまでを、名曲が世に出るまでのエピソードなどを交えながら描いた失踪感、躍動感あふれる序盤。
フレディのプライベートに触れ、ゲイである彼のセクシャリティやエイズという重いテーマに苦悩する姿や、孤独感に迫った中盤。
そして最後は、1985年に行われた伝説のチャリティーコンサート『ライブエイド』を忠実に再現した21分ものパワフルなライブシーン。あたかもその場に自分も参加しているかのように錯覚してしまうほどの一体感を味わえる終盤でした。
そして、見終わったあとは、自分も一緒に同じ時代を生き抜いたような、そんな感覚に包まれました。人はひとりじゃないよ、と励まされ友人や仲間のいる心強さ、生きる勇気みたいなものが伝わる内容となっていました。
本物のライブ映像はこちら
勝手ながら、ヒットした理由を考察
事実と異なる点もある
まず、伝記映画といっても実際の出来事を忠実に再現したわけではありません。映画を見た後に調べてみましたが、時系列や、恋人とのなれそめ、登場人物とのやりとりなど、事実と異なると思われる点もありました。これは詳しく知っているかたにとっては違和感を感じるかもしれません。しかし、全く予備知識もなかった私には関係ありませんでした。描かれていたやり取りが、全て本当に起こったエピソードのように感じました。正直、全て真実に基づいたノンフィクションとは言えず、誤解を与える可能性も否定できません。それがこの映画が賛否両論ある一因なのかもしれません。
印象的かつ感動させる演出
しかしながら、あえて忠実さを追及するよりも魅せるエピソードを絞り印象的に演出したことで、物語がよりドラマティックになり、感動させるストーリーになっています。また、忠実に再現したライブエイドのシーンとの対比が、よりインパクトを与えています。なにより、この映画を通してQueenの楽曲の素晴らしさ、ボーカルのフレディ・マーキュリーの魅力を伝えることに成功しています。
若年層にも受け入れられた
若い人にとっては、大胆で彼らのパフォーマンス・ファッションが新鮮に映り、またそれと同時に、どこかで聞いたことのあるメロディーが自然と耳に馴染むことでしょう。それは、現在活躍しているQueenに影響を受けたアーティストの楽曲を聴いてるせいもあるのではないでしょうか。
実際に、今回映画を見た私は30代で私の母は60代。全盛期ファン層の年代とは違います。その私自身、古臭さなどではなく新しさと懐かしさを同時に感じ、素直にかっこいいと思いました。
波及効果
映画をみて、私の気持ちはこうなりました。
そして実際に起こした行動は
- YouTubeで動画を探して見た
- 経歴などを調べてみた
- 母はCDを探した
このことからわかるように、ただ映画を見ただけにとどまらず、その後の行動にも影響しています。ネット検索、動画再生回数、CDなどのメディア媒体販売など波及効果が大きいことも納得です。
これから見ようと思っている方へ
さて、今からでも見てみようかな・・・でもQueenのことはあまりよく知らない・・・。というかたでも大丈夫!予備知識は必要ありません。むしろ、先入観がないほうがシンプルに物語に入り込み楽しめるかもしれません。
そしてもし見るのなら、ライブの臨場感を味わうのに欠かせない音響設備のよい劇場で鑑賞することをおすすめします。
リピート鑑賞なら、応援上演などで盛り上がってもいいですね。
withtheater.com
2019年1月以降 名古屋・愛知周辺で『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上演がみられる施設
TOHOシネマズ
1月1日(火)から
TOHOシネマズにて『ボヘミアン・ラプソディ』“胸アツ”応援上映 開催決定!! || TOHOシネマズ
ミッドランドスクエアシネマ
1月7日(月)
1/7(月)「ボヘミアン・ラプソディ」“胸アツ”応援上映 皆様の“アツ”い期待に応えて 再び上映実施決定! | ミッドランドスクエア シネマ
コロナシネマワールド
1月11日(金)から
2019『ボヘミアン・ラプソディ』胸アツ応援上映【2D・4DX】開催決定! | 映画館の映画情報_コロナシネマワールド | コロナワールド
『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。映画を見た興奮さめやらぬ中、まったくの若輩者がかなり好き勝手書かせていただきました。不愉快な思いをされたファンのかたがいらっしゃいましたら申し訳ありません。そしてできればこれは聞くべき!と思うおすすめの楽曲教えてください(*´ω`*)
以上、子どもを産んでから親子のシーンで号泣してしまうようになった母アカネでした。